今だ、ハイマツを漕いで春スキー トムラウシ山

ゴールデンウィークを目前に巷は春の匂い・・そんな中天気予報も晴れ!気分も軽快にトムラウシ登頂スキーのリクエストとともにゲストと向かいました。
トムラウシ山、言わずと知れた北海道大雪山を代表する山。2141m大雪と十勝連峰の中間に位置するこの山は夏、高山植物の時期は多くと登山者でにぎわう山です、冬は?・・
一年に何人この山に踏み入れるのかな??

今回は冬ルート、まず靴を脱ぎ裸足で沢を徒渉からスタート2m幅の徒渉も雪解けの水は恐ろしく冷たい、1200m付近に快適なテント場を設営 翌日の登高を控えワインとガスの火で夜を過ごす、雲が広がる夜空から☆や月も顔をだし翌日の快晴は間違いない・・・などと思って安心して就寝。んんがっ、翌朝テントのファスナーを開ければ・・「あれ白い・・」
標高をあげれば次第に白い世界に包まれ、真っ白な世界をコンパスで黙々すすむ。滑りたい斜面も何も見えず、目指す前方にはハイマツ。ハイマツを迂回するルートもこの視界では
見つけれず シール&スキーアイゼンを装着したままハイマツの上を歩く(笑)以外にアイゼンのかかりがよく滑らないことを発見。
ゲストから「これはある意味イジメですか??」とのジョークも飛び出す、迷いそうな平坦地も黙々とすすみ南沼のテントへ。その後山頂をふみ往路をこれまた黙々と戻る・・目的のコマドリ沢の大斜面の滑走はホワイトアウトでお預けとなる。

山はいつも良いコンディションにあらず、ハイマツ、徒渉、強風、、、山はいつも違う顔をみせます。謙虚にそして総合的に山をみる力を・・わたしも養っていければと思います。
こんなMツアーも総合力を試せますよ 皆さん(笑)いかがでしょう今度は一緒に

 

 

 

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