ゴールデンウィークが終わり半年以上前から予定をあけていた数日間、仕事ではないmy山行へむかう。
利尻岳_南稜バリエーションルート、ガイド仲間とともに抜けてきました。例年にくらべ雪が少なく雪稜&雪壁とはいかずハイマツと岩稜登りとなりましたが天気が味方となる。山頂へ突き抜けるリッジ、雲上のテント泊、眼下に広がる雲海と島の輪郭、重い荷物、ザイルをひいた登攀、ボロボロの岩・ボロボロの残置スリング、夕日と星 わたしたちは3日間この山のふところで過ごした。山頂をふむこと、このバリエーションを登りきったこと以上にこの仲間とすごせた時間、楽しくとても幸せでした。山と向き合うと・・厳しそうでヤバそうな顔をみせる日・・優しく包んでくれそうな顔をみせる日・・があるような気がします、今回は優しい顔をしてくれた利尻岳だったような気がします。そして同じ時期に同じ山へ登りたい・・登ろうと気持ちがつながる仲間がそろったことが一番うれしい。
わたしたちガイドも 山を愛しそして山に登りたいと想う・・一人です。 だから自分たちの山行もこれからもずっと続けます・・
それが大事であり成長する道だと思います。