台風一過。北海道は爽快感あふれる秋晴れとなりました。週末雨予報で見合わせた「赤岩リード講習」本日リベンジです。清々しい青空が広がる小樽赤岩、海・岩・青空 ロケーションは最高です。今日この日 男塾。これまで回を重ねクライミング経験を積んできたゲストがリードクライミングに成功されました。
岩登りの基本は二人ないしでパーティを組み、最初に岩にプロテクションをセットしながらロープをのばす1番目の人(リード)、1番目の人が上部のポイントで2番目に登る人(フォロー)の安全を確保(ビレイ)しながらフォローがのぼる基本システムがあります。マルチピッチ、トップロープと登り方のスタイルに違いもありますが、基本的にリードの人はギアのセット、ルートの読み、墜落への不安を克服しながら頑張るっ!・・・という楽しみと恐怖が与えられます。それだけに登った充実感が広がるのもリードの魅力です。 今回ゲストはその新しい扉を開きました。
これからリードクライミングを重ねていくことでしょう、これから先のクライミングの中でも初リードは人生一度、今日しかない一日です。いつまでも彼の記憶の隅に残れば・・・ガイドは嬉しいです。今後もわたしが伝えられること、出来ることは未曾有ではありませんが、大好きな岩の時間を共有しガイドとして彼のサポートが出来ればと考えます。
いい音色(タクト)が広がった秋晴れの一日でした。